代表者ごあいさつ
羽田会計事務所は、この度、開業より25年を迎えることができました。
その間、大きく飛躍できた事業者もいる一方、廃業を余儀なくされた事業者も少なからずいました。何がこの二者をわけるのかは「神のみぞ知る」、と言うほかありません。ただ、この厳しい現実を見てきた経験から、起業を決意した経営者に機会があれば、必ず申し伝えることがあります。それは、経営とは何かと言う事です。それにはさまざまな視点があると思いますが、私は「背負う」という一言につきる、と考えています。機会があれば、経営とは「背負う」とお伝えするようにしています。
背負うとは、自身と家族の人生や生活を背負う、社員やその家族の人生や生活を背負う、自身が決断したことの責任は自身で責任を負う、経営者としての感性と心中する、すなわち経済面のみならず全てを「かかえる」と言う意味で、「背負う」の一言につきると感じています。
その上で、会計事務所は単に税額を計算し、申告書を提出するだけのセクションであってはならず、経営のヒントがつまった決算書を、経営にどれだけ活かせるかが、その存在価値を決定づけるものと、考えています。
生存競争を勝ち残るために、全てを無駄なく活用する、が必須条件の厳しい時代はとっくに始まっています。